2019/12/13

est

冬の髪の毛

冬になると髪が広がりやすくなったり、ゴワついたりするという人が多いと思います、これは空気の乾燥によるもので、冬になると肌が乾燥しやすくなるのと同じように、髪の内部からも水分が奪われていき、湿度が60%を下回ると、肌や髪から水分蒸散が激しくなり、乾燥を感じやすくなると言われています。

水分が失われた肌のキメが粗くなるのと同様に、髪も必要な水分量が下回ると、髪の内部のタンパク質などが低下し、それに伴い、髪の表面を覆っているキューティクルの状態も悪くなるのです。

キューティクルが乱れると髪表面に凹凸ができるため、摩擦が発生し、この摩擦は嫌な静電気を発生させる原因となります。

静電気が発生すると髪が傷むので、さらに摩擦が起こりやすくなり、髪のダメージを加速させてしまうことにつながるのです。


髪が乾燥しているということは、頭皮にも乾燥が起きているということで、頭皮は、顔とつながっている皮膚で、冬場は乾燥ぎみになります。頭皮乾燥が進むと、かゆみやフケなどの発生にもつながり、かゆみやフケが出ると、頭皮の汚れを取ろうと過剰に洗ってしまう人もいると思いますが、実はこれは逆効果で、頭皮の乾燥を加速させて、頭皮を傷めてしまうことにつながってしまうのでご注意下さい。


対策としてシャンプーを見直し


毛穴につまった皮脂や汚れを徹底的に落としたいと、洗浄力が強いシャンプーを使ったり、指でゴシゴシと強い刺激で洗ったりしている人が少なくないと思いますが、適度な皮脂は頭皮や髪の乾燥予防には重要で自分の頭皮状態に合ったシャンプーを選んで、指の腹でやさしく洗うのが基本です。また、洗い過ぎも乾燥を招くので、11回と決めておくのもいいと思います。


 しっかりトリートメントをする


髪が乾燥すると静電気が発生します。トリートメント効果が高いアイテムを使うことで髪の元気を取り戻して、髪の乾燥を防ぎましょう。



髪を保護するアフターヘアケア剤を使う


髪の乾燥を防いで潤いを与えるヘアケア剤をプラスすると、髪乾燥を防ぐことができます。スタイリング剤を選ぶときは、「髪に潤いを与える」「乾燥を防ぐ」といった効果のあるものを選ぶとより効率UPします。


入浴や運動で血流アップも重要


今の季節は冷えも発生しやすく、体が冷えると血流が低下し、それによって頭皮や髪にも必要な栄養成分がスムーズに届かず、乾燥を起こしやすくなることがあります。入浴やウオーキングなどの運動で、血流をアップすることも忘れずに。